上戸彩 北村一輝 加藤成亮(NEWS) りょう
戸田菜穂 かとうかずこ 篠井英介 大杉蓮
【内容】
弱者救済を夢見る新米弁護士・堂本灯(上戸彩)は法曹界最大手のエムザ法律事務所に就職が決まるがそこでDVや少年犯罪、借金男、強姦、医療ミスなど様々な事件を通した挫折と成長を描くヒューマンドラマ。
原作は青年漫画雑誌『イブニング』に2003年から2006年まで連載されていて、実際に弁護士を務めかつ小説家である中嶋博行がストーリーを考え、カワラニサイが作画しました
【コメント】
上戸彩さん主演という事で同じ弁護士ドラマでもユースケサンタマリアさんの「花村大介」のような明るいコメディーなのかなと思って観てみるとかなりリアルな重いドラマです。
正直、このドラマを観ると弁護士が悪人に見えてしまいます。いくら事務所の利益の為とはいえ、加害者の弁護をするのは辛い仕事だと思います。私には到底出来ません。
最終回での所長の「弁護士は正義の味方よりむしろ悪人、この世から争い事がある限り弁護士がいなければ法治国家は成り立たない」という台詞
主人公・灯の「法律はずるい人が使えば人を騙す道具になり、悪い人が使えば人を殺す武器になる。でも私は人の暖かな思いを守れるそんな弁護士になりたい」というナレーションが非常に印象的で身にしみました。
灯のようなお金の為でなく、組織から煙たく思われようと本気で弱者救済を志す弁護士がいて欲しいです。
やはり自分の志を貫くなら独立なんでしょうかね。正義を貫きたいなら検事になるべきなのでしょうかね。・・・そんな風に思いました。
理想とは違う弁護士の現実を教え込む上戸彩さんの上司役、北村一輝さんがいい味を出しています。一見冷たく見えるがいざという時には主人公を巧みにサポートしてくれます。
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ラベル:上戸彩